この記事はこんな人にオススメ- ゴルフを始めたばかり
- 雨の中でのゴルフ経験が少ない
- 雨ゴルフでもスコアUPを目指したい
ゴルフは屋外でプレイをする以上、雨が降った時の対策は必ず考えておかなければなりません。
雨が降るとそもそものプレイのモチベーションが落ちますが、それ以上にスコアへの影響も大きいです。
今回は、雨がゴルフのプレイへ与える影響と、たとえ雨が降ったとしてもプレイへの影響を最小限に抑えるための、
オススメの雨対策を紹介していきます。
雨の日の影響
初めに、通常時のプレイと比べた場合に、雨が実際のプレイへ与える影響を紹介させていただきます。
- ショット飛距離が下がる
- 滑りやすい
- 動きにくい
- パットが転がりにくい
- ボールが見えにくい
ショット飛距離が下がる
雨の日はランが出づらいので、なるべくキャリーで飛距離を出す必要があります。
飛距離を出したい場合には低い弾道よりも高めの弾道を意識することや、いつもより大きめの番手を選択することも重要です。
滑りやすい
雨の日は握るグリップだけでなく、フェアウェイやラフに水が含んでいることで足元も滑りやすいです。
そのため、打つ場合には足元の確認やインパクトが緩まないような意識が重要です。
動きにくい
レインウェアを着ている場合は、いつもより身体の動きは悪くなります。
スイングする際は、通常時よりもコンパクトにするイメージで正確性を意識することが重要です。
パットが転がりにくい
雨の日のグリーンはいつもの感覚とは大きく異なります。
多くの場合、パターが転がりにくくなるので、少し強めに打つ意識やラウンド前の事前練習で感覚を掴んでおくことが重要です。
ボールが見えにくい
雨の日は薄暗く、視界も悪くなるので、ショット後のボールが見つかりにくいです。
ショット後のボールの方向性を認識しておくことがいつも以上に大切なことはもちろん、使用するボールの色を目立つものにしてプレイすることもオススメです。
オススメの雨対策
雨の日の対策としては、雨の日を想定した事前練習やプレイ時に意識するポイントやテクニックを知っておくことが大切です。
また雨が降った場合に備えた、オススメグッズも紹介させていただきます。
練習
- 低いティーアップショット
- グリップを短めに持つショット
- ボール位置を変えたショット
- SW以外でのバンカーショット
- 様々なアプローチショット
雨の日のラウンド対策として、雨の日の打ちっぱなし練習場での事前練習が役立ちます。
飛距離、アプローチでの転がり、弾道等たくさんのことが異なる雨の日において、実際に雨の日の打ちっぱなし練習場に行くことで、自分のショットがどうなるかを確認することができます。
実際のショットをみることで、雨の日のラウンドマネジメントをしやすくなります。
また、無理に濡れる必要もないですが、雨に濡れながらの打ちっぱなし練習はゴルフ場での本番を想定したショットを体験できるので、日ごろの練習よりも吸収できることは多いです。
低いティーアップ
雨の日のラウンドでは地面が柔らかくなっているので、フルショットで力むと地面を踏みしめることもあって、多くがダフリになります。
また、距離を稼ごうと力むと右肩が下がってトップしたりもします。
そのため、打ちっぱなし練習場で事前にいちばん低いティーアップショットを行うことで、しっかりクラブのフェースでジャストミートできるように練習しておくことがオススメです。
短い距離のアプローチをイメージしたスイング幅からハーフショットのスイングまで、
いろいろなスイング幅でティーアップショットの感覚を掴んでおくことも良いと思います。
グリップを短めに持つ
ハーフショット以外にもグリップを短く持つショットも対策としては有効です。
ハーフショットは、やり慣れていないことによる違和感も大きいと思いますが、
グリップを短めに持って行うショットであれば、スイング自体を変える必要はないため、短く持ってショットしてみる練習をしておくこともオススメです。
ボール位置を変える
ボールをセットする位置を変えることによって、ボールの弾道の高さを変えることができます。
感覚としてはいつもの位置からボール１個右足寄りにしてミートできれば、低く真っ直ぐ飛ばすことができ、
いつもの位置からボール１個左足寄りにしてミートすれば、高く真っ直ぐ飛ばすことができます。
飛距離が出にくい雨の日に備えて、ボールを低く飛ばす練習をしておくことがオススメです。
さらに、いろいろ変化させて実験してみると面白いと思います。
バンカーショット
雨の日のバンカーショットは晴れの日以上に難しいです。
砂が湿って硬めになっていることもあるため、ソールの小さめなピッチングウェッジなどでプレーするのも有効です。
そのため、サンドウェッジ以外でのバンカーショットの打ち方を練習しておくこともオススメです。
アプローチショット
実際の雨の日にアプローチの練習を徹底的にするのもオススメです。
雨の日はアプローチの転がりが悪くなるので、正確なキャリーの距離感が大切になります。
様々な打ち方を試してみると、晴れの日ではわかりにくい正確な距離感を把握することができます。
ラウンドプレイ
意識
- 濡れない心がけ
- セーフティーマネジメント
- ポジティブシンキング
雨の日のプレイ意識として、雨に濡れずにプレーすることは不可能ではあるものの、不必要に濡れないような工夫は重要です。
プレー中は、タオルで拭いたりグローブの定期的な交換などでグリップを出来る限り乾いた状態にしておくことや、
傘を積極的に利用することでショットのギリギリまで濡れないような意識も重要です。
ただし、傘を置いたらすぐに打ちたい気持ちになりがちですが、ショット時は落ち着いていつものスイングを心がけることが大切です。
また、飛距離を出したくても無理な攻めは禁物です。
距離を欲張らないピン手前からの攻めや難易度が上がるバンカーは確実に避けていくなどのセーフティーなラウンドマネジメントも重要です。
そして最終的には雨を受け入れた上で、ある程度しょうがないと割り切り、雨の中でもゴルフを楽しめるように気持ちを切り替えてプレーすることが何よりも大切だと思います。
テクニック
- グリップやボールを拭く
- 番手を上げる
- コンパクトに打つ
- ボールについた泥への注意
- 苦手なクラブは使わない
雨の日はやはり、水に濡れる影響が非常に大きいので、ショット前にタオルでグリップやボールは必ず拭きましょう。
また、セーフティーな攻めが重要ではありますが、1クラブ場合によっては2クラブ以上長めにしたクラブの選択もオススメです。
その上で、体重移動は最小限にしつつ8割くらいの力でのハーフショットやクラブ短めに持つショットなどでコンパクトに打つ気持ちが重要です。
レインウェアを着たり雨に濡れた状況になると、いつもよりもスイングしづらくなるので、
無理にいつものショットをするのではなくクラブの番手を上げて、飛距離と回転の不足分を補う意識が大切です。
雨の日は泥がつきやすいですが、ボールに泥が付いている時は飛んで行く方向への注意も必要です。
一般的には ボールの右側に泥が付いていればボールはフックし狙ったターゲットより左に行く可能性が高く、
逆に左側に泥が付いていればボールはスライスし狙ったターゲットより左に行く傾向が強くなると言われています。
さらにフェース面に直接あたる箇所に泥が付いている場合は、方向性や距離ともに不規則になる場合も多いので慎重な判断が必要です。
雨の日のゴルフは様々な予期せぬトラブルも多いので、苦手なクラブはあえてゴルフバッグに入れて行かないなど、
雨の中でも自分が自信を持ってプレイできるシチュエーションをどれだけ多く作り出せるかが重要です。
グッズ
- 傘
- カッパ
- レインキャップ
- 着替え（服・グローブ）
- タオル
- 防水スプレー
雨の日は、やはり防水対策が最も重要です。
水を防ぐための身につけるアイテムとして、撥水性に優れたカッパなど上下のレインウェアやレインキャップはもちろん、
各アイテムへ防水スプレーを使用することで効果がより高まります。
また、タオルや服・靴下・グローブの替えを持参して定期的に交換することもオススメです！
自分自身でお気に入りの傘を持参するのも良いと思いますが、ゴルフ場では傘の無料貸し出しが行われている他、
乾燥室の利用ができる場合もあるので、ハーフ休憩を利用して雨具を忘れず乾かしておくなど、ゴルフ場設備の有効活用も大切です。
雨の日のゴルフは対策を実践した上で楽しむのが吉
今回は、ゴルフプレイ時のオススメの雨対策を紹介させていただきました。
兎にも角にも、雨の日のゴルフはスコアが悪くなる要素満載です！
やはり濡れることやスコアが伸びないことでモチベーションが下がることも多いですが、雨の日はそういうもんだと割り切ってしまうことも大切です。
逆に最初からスコアを気にせずに雨プレイの経験だ！
と思い切ってラウンドすると、思わぬ良いスコアが出ることもあったりします。
また、雨の日のゴルフの後に重要なのは、ゴルフ用具のお手入れです。
プレイ後のゴルフシューズやグローブは必ず乾かしましょう！
また、クラブが濡れたままだと錆びることもあるので、必ず乾いた布で拭くことも大切です。
そもそも雨が降ると泥などでウェアや靴が汚れやすいため、汚れが目立つ格好でのプレイは避けた方が無難かもしれません。
雨の日のスコア100切りは通常スコアの90に相当すると言われるくらい、雨影響は大きいと言われています。
ゴルフをやっていれば必ず経験する雨ゴルフでスコアをどう整えるか、自分のテクニックをどう活かせるかなど、
今回紹介させていただいたテクニックを意識しつつ、違う楽しみ方を見つけてみることも面白いですよ！
今回もありがとうございました。
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