ゴルフプレイに欠かせない存在であるドライバー。各メーカーから、毎年新作が生まれています。正直どれを選べばいいかわからない・・・そんな方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ゴルフメーカーとしては日本国内で最も歴史があるMIZUNO(ミズノ)のドライバーの進化を探りながら、現在人気のシリーズを詳しく紹介していきます。
最新のシリーズ新作から名器まで人気のドライバー13モデルを性能と新品価格相場とともに比較してみました。ぜひ最後までご覧ください!
MIZUNO(ミズノ)ドライバーの歴史
はじめに、MIZUNO(ミズノ)のドライバー発売の歴史を見てみました。
- 1933年
ゴルフクラブの生産開始- 1903年に創業後、国産第1号のゴルフクラブを発売
- 1962年
ゴールドメダル・インペリアル発売- 象牙フェースのウッドを発表
- 1982年
バンガード登場- 世界初のカーボンヘッドのウッドを発表
- 1990年
ミズノプロTiモデル発売- 世界初のチタンヘッドのウッドを発表
- 2003年
インテージ発売- 世界初のマグネシウム複合のドライバーを発表
- 2004年
MPブランドの登場- 根強い人気を持つMP(ミズノプロ)シリーズの初代ドライバー
- 2005年
JPXブランドの登場- 飛距離にこだわった新シリーズ
- 2020年
STブランドの登場- 初心者から上級者まで、幅広いプレイヤー向けの新シリーズ
- 2023年
STシリーズの最新作発売- 鉄芯ヘッドがプレイヤーに新体験の飛びを提供する
年表で見てみると、MIZUNO(ミズノ)からこれまでに多くのシリーズが生み出されていることを改めて実感します。
1930年台にゴルフクラブを販売して以降、「世界初●●発売」のような世界にインパクトを残し続ける挑戦的なゴルフメーカーです。国内では最も歴史が古く、世界的にみてもここまで長きに渡り活躍し続けているメーカーはありません。また、国内メーカーの印象が強いミズノですが、国内プロだけでなく、世界で活躍するルーク・ドナルドさんやキース・ミッチェルさんもプロ契約を結んでいます。
ミズノ製品は、人気ブランドとして地位を確立したMPシリーズを中心に、当初はツアープロ向けの上級者をターゲットとしたアイアンのクラブ展開が目立ちましたが、2018年のGXシリーズ以降あたりからは初心者中級者もターゲットにした、コスパが良く・やさしさを追求するドライバーモデルも多数登場しており、プレイヤー個々のスキルレベルに合わせた様々な選択肢があるのも魅力の一つです。
そこでここからは、各人気シリーズの特徴や現在の新品価格相場を紹介しながら、モデル別のおすすめタイプを紹介していきます。自身のスキルや条件に合う、最適なドライバーを見つけるための参考になれば幸いです。
2023年最新版のオススメシリーズ3選
- MPシリーズ
- GXシリーズ
- STシリーズ
2023年までに発売された中から、人気の3シリーズをピックアップしました。 ↑表は横にスライドします
どれもラウンドで大活躍間違いなしのドライバーですが、同じシリーズでも複数のモデルが展開されており、それぞれの性能は大きく異なります。
そこで次に、オススメしたい各シリーズ計13モデルの特徴を紹介していきます。
※2023/11/10現在、楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピングで新品購入可能な商品調べ
「まさにMIZUNOを象徴する」MPシリーズ
モデル | 詳細 | 特徴 | オススメ | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MP TYPE1 | – | 小ぶりヘッドによる高い操作性 | ハードヒッター・中上級者向け | 2017年 | – | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約201g | 約308-323g | 約45.5インチ |
MP TYPE2 | ● | やさしく飛ばせる許容性 | 万人向け | 2017年 | 19,800-40,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 59° | 約201g | 約306-319g | 約45.5インチ |
モデル-S | – | 最高反発×こだわりのハイバック形状 | ハードヒッター・中上級者向け | 2019年 | – | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約197g | 約299g | 約45.5インチ |
モデル-E | ● | 最高反発×やさしさのシャローバック形状 | 万人向け | 2019年 | 55,000-60,000円 | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約197g | 約295-299g | 約45.5インチ |
MP(ミズノプロ)は、アイアンブランドとして人気を博したのち、2004年に初代ドライバーが登場。以降ミズノの最新テクノロジーが詰め込まれてきた、まさにMIZUNO(ミズノ)のゴルフクラブを象徴するシリーズです。
MPシリーズのドライバーは、中上級ゴルファー向けに設計されているモデルが多く、制御性やフィーリングに優れているのが特徴です。
ツアーレベルの制御性を提供しながらも、ミスヒットにも対応できる許容性も備えた設計となっていることから、プレイヤーがスキルを遺憾無く発揮できるシリーズとなっています。
MP TYPE2(タイプ2)
商品名 | MP TYPE2 ドライバー |
新品価格相場 | 19,800-40,000円 |
ロフト | 7.5-11.5° |
体積 | 460cc |
ライ角 | 59° |
ヘッド重量 | 約201g |
全体重量 | 約306-319g |
シャフト | 下記参照 |
特徴と口コミ
MP タイプ2ドライバーは、2017年に発売したタイプ1とタイプ2の2モデルの1つです。
「小ぶりで操作性を重視するゴルファー向けのタイプ1」、「スイートエリアが広く許容性が高くやさしく飛ばしたいゴルファー向けのタイプ2」という違いがあるように、上級者向けのMPシリーズの中でも、タイプ2はアベレージゴルファーでも扱いやすいモデルとなっています。
「NEWコアテックフェース」、「ウェーブテクノロジーソール」、「航空宇宙素材」の3つの要素が複合し、ボール初速をを引き上げる事で「限界飛距離」を実現。さらに、ミスへの許容性も高くなっていることから、特に左へのミスを軽減したい中上級者へオススメのモデルです。
【Amazon購入者レビュー】
何の練習もせずにいきなり使いましたが、驚くほど簡単。ゆっくりしたスウィングから打ち出しの方向だけを注意していれば、そのまま真っ直ぐ飛んでいきます。ピコンって感じの打感でトランポリン効果のような飛び出しです。軽い良い打音です。距離的にも満足です。
【Amazon購入者レビュー】
若いころMPのドライバーを使ってましたがコントロールが難しく長く使えませんでした。このドライバーはレビューで書かれてるように寛容で、私にはバランスも良く飛距離も以前のものより+10ヤードぐらいで満足しています。
ミズノPro MODEL-E
商品名 | Pro MODEL-E |
新品価格相場 | 55,000-60,000円 |
ロフト | 7.5-11.5° |
体積 | 460cc |
ライ角 | 59° |
ヘッド重量 | 約197g |
全体重量 | 約295-299g |
シャフト | 下記参照 |
特徴と口コミ
ミズノプロ モデル-Eドライバーは、2019年に発売したモデル-Sとモデル-Eの2モデルの1つです。
日本のゴルフファー向けに開発されたこのシリーズは、やさしく、そして飛距離性能が高いのが特徴です。
ミズノプロ モデル-Sは弾道コントロールを求める上級者モデル、ミズノプロ モデル-Eは飛距離性能と操作性を追求したモデルとなっていることから、より万人向けのモデルとなっており、発売当時、ミズノ史上最高反発と謳われた人気シリーズです。
日本のゴルファーがやさしくつかまえられる「スクエアストライクデザイン」と、禁断の素材「βチタン」ヘッドによるこのモデルは、MPシリーズ=難しいという概念を打ち破る、万人向けのドライバーになっています。つかまりやすさから、特に右へのミスが多い方へオススメです。
【my caddie購入者レビュー】
MP タイプ2から買い替えました。比べるとヘッドがシャローになり、優しさがアップしています。フェースが黒になったことで、シャープに見えます。βチタンのおかげなのか、初速が早くなったように感じますし、実際に飛距離も伸びました。
【my caddie購入者レビュー】
非常に掴まりが良く、スピン量も多いため安定した距離を出すことができます。掴まりがいいため、フッカーには向かないです。
MPシリーズ共通のシャフト性能
「全プレイヤーにやさしく安定した飛距離をもたらす」GXシリーズ
モデル | 詳細 | 特徴 | オススメ | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GX | ● | ウェイト調整による新たな飛び | パワーが少ない方・シニア向け | 2018年 | 38,000-40,000円 | 9.5°/10.5° | 460cc | 60.0° | 約203g | 約279-289g | 約45.5インチ |
GX
商品名 | GX ドライバー | |
新品価格相場 | 38,000-40,000円 | |
ロフト | 9.5° | 10.5° |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 60° | |
ヘッド重量 | 約203g | |
全体重量 | 約279-289g |
特徴と口コミ
GXドライバーは、2018年にMP タイプ1、タイプ2ドライバーの技術を継承して設計されたモデルです。
「限界飛距離の、その先へ。」というコンセプトを掲げたこのモデルは、ソール部のフェース側とバック側に各6gのウエイトを付加し、低重心化とスイートエリアを拡大。フェースにはストロングフォージド・エリートチタンを採用し、強靭な強度としなやかさを合わせ持つことで薄肉化設計にし、高反発エリアを広げています。
また、軽量化と高い剛性を持つシャフトとの組み合わせにより、スイングスピードを向上させつつ、スイング時にシャフトが暴れずミート率が上がるドライバーになっています。
万人向けとは言いずらいモデルですが、軽量化を求めつつスピン量を減らして飛ばしたい、ヘッドスピードが遅くても飛ばしたい方向けのモデルです。
【GDO購入者レビュー】
「打ち急ぐ人向け」とのコメントを見つけて購入しました。これまでも同伴者からの「ゆっくり・・・」との助言を得ながらのティーショットでしたがゆったり振り上げて普通に振り下ろせばシッカリ飛ばす事ができました。
【GDO購入者レビュー】
打音は大きめの良く響くクリアな音でつかまりも良く、スピンを減らして飛距離を伸ばしたい人向き、そして「軽いドライバー」と相性の良い方には最適かと思います。ヘッドスピードが速くなくても、強い球が期待できるドライバーです。
「世界が認めるスピード性能」最長飛距離を引き出すSTシリーズ
モデル | 詳細 | 特徴 | オススメ | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ST200 | – | 叩ける、高初速×低スピン。 | ハードヒッター・中上級者向け | 2020年 | 30,000-44,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 56.5° | 約203g | 約301-321g | 約45.5インチ |
ST200X | – | やさしく打てる、高初速×低スピン | 万人向け | 2020年 | 34,000-49,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約203g | 約274-305g | 約45.75インチ |
ST-X | ● | 高初速×低スピン×つかまり | スライサー・初心者中級者向け | 2021年 | 49,000-52,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約203g | 約279-291g | 約45.75インチ |
ST-Z | – | 高初速×低スピン×直進性 | ハードヒッター・中上級者向け | 2021年 | 38,000-41,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 56.5° | 約203g | 約300g | 約45.5インチ |
ST-X 220 | ● | 高初速×低スピン×ドローバイアス | スライサー・初心者中級者向け | 2022年 | 41,000-50,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約202g | 約276-309g | 約45.5-45.75インチ |
ST-Z 220 | ● | 高初速×低スピン×直進性 | ハードヒッター・中上級者向け | 2022年 | 41,000-45,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 57.5° | 約202g | 約299-309g | 約45.5-45.75インチ |
ST-X 230 | ● | やさしさと飛距離バランスを重視 | 万人向け | 2023年 | 78,000-93,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約202g | 約277-309g | 約45.5-45.75インチ |
ST-Z 230 | ● | ブレを抑えた高い直進安定性能 | ハードヒッター・中上級者向け | 2023年 | 78,000-93,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 57.5° | 約202g | 約299-309g | 約45.5-45.75インチ |
2020年に登場したSTシリーズは、STは「Speed Technology」の頭文字であり、コンセプトである”高初速”の追及による、飛距離性能と安定性が特徴です。
日本の新素材開発として唯一無二のクラフトマンシップ、そして世界最高峰のツアーで活躍する経験豊富なアメリカチームがタッグを組んで世界戦略に挑んだこのシリーズは、MPシリーズやGXシリーズなど、これまでのMIZUNOシリーズの進化を継承しつつ、海外ブランドにも負けない新たな飛距離性能を実現。
やさしくつかまるモデルと、しっかり叩けるモデルを用意していることからも、初心者から上級者まで各性能を理解した上でクラブ選択をすることで誰もが高いパフォーマンスを発揮できるシリーズとなっています。
ST-X
商品名 | ST-X ドライバー | |
新品価格相場 | 49,000-52,000円 | |
ロフト | 9.5-12.5° | |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 59° | |
ヘッド重量 | 約203g | |
全体重量 | 約279-291g |
特徴と口コミ
ST-Xドライバーは「魅せる飛び、沸かせる弾道」をコンセプトに、2021年に発売された2モデルの1つとして登場したSTシリーズの2代目モデルです。
2モデルの1つが、「重心深度を深く、慣性モーメントを拡大する事により、インパクト時のブレを抑え直進性を高めたST-Z」、もう1つが「重心距離を短めに設定する事によりヘッドを返しやすく、ボールがつかまりやすいST-X」となっています。
高初速×低スピン×つかまりの「ST-Xドライバー」は、ボールのつかまりやすさが特徴のモデルとなっており、初代STモデルの高初速性能はそのままに、ドローボールを打ちやすい設計が採用されていることで、スライスが出やすい方や初心者中級者にオススメのモデルです。
【GDO購入者レビュー】
久々にミズノにしてみましたが、打感は柔らかく、非力な私でも、きちんとヒットして飛んでくれます。シャフトのしなりもちょうど良いです。5?10ydは伸びています。おすすめです。
【GDO購入者レビュー】
練習場へ4回、コースへ2回行きましたが、コースで、ペナルティになったのが1打だけ、飛距離も充分です。残念ながら、当分ドライバーを買わなくてすみそうです。
ST-X 220
商品名 | ST-X 220ドライバー | |
新品価格相場 | 41,000-50,000円 | |
ロフト | 8.5-12.5° | |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 59° | |
ヘッド重量 | 約202g | |
全体重量 | 約276-309g |
特徴と口コミ
ST-220Xドライバーは、2022年に発売された2モデルの1つとして登場したSTシリーズの3代目モデルです。
「ミズノは時代を超越する」と謳われたこのモデルは、高初速を達成するために、たわみやすくてこわれにくい「フォージドβチタンフェース」を採用しつつ、ルール内の反発性能に抑えるためにミズノ独自の「鍛造コアテックフェースデザイン」を搭載。
カーボンの総面積を前作から約40%拡大し、スイートエリアの拡大したことで高初速×低スピンに加えて、高い安定性を実現しました。
ST-220Xドライバーでは、前作の高初速×低スピン×つかまりの「ST-Xドライバー」の良さをそのままに、ボールのつかまりやすさが特徴のモデルとなっており、ドローボールを打ちやすい設計が採用されています。
「ST-X 230」モデルの発売に伴い、新品中古どちらも格安に購入できる可能性が高いため、予算を抑えたい方には特にオススメのドライバーです。
【my caddie購入者レビュー】
使用後2ヶ月の印象。飛距離、方向性共に大きく向上しました。やはりシャフトへの慣れなのでしょう。ヘッドの作りも丁寧で良いクラブです!
ST-Z 220
商品名 | ST-Z 220 ドライバー | |
新品価格相場 | 41,000-45,000円 | |
ロフト | 7.5-11.5° | |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 57.5° | |
ヘッド重量 | 約202g | |
全体重量 | 約299-309g |
特徴と口コミ
ST-220Zドライバーは、2022年に発売された2モデルの1つとして登場したSTシリーズの3代目モデルです。
「ミズノは時代を超越する」と謳われたこのモデルは、高初速を達成するために、たわみやすくてこわれにくい「フォージドβチタンフェース」を採用しつつ、ルール内の反発性能に抑えるためにミズノ独自の「鍛造コアテックフェースデザイン」を搭載。
カーボンの総面積を前作から約40%拡大し、スイートエリアの拡大したことで高初速×低スピンに加えて、高い安定性を実現しました。
ST-220Zドライバーでは、従来よりさらに重心深度を深く、慣性モーメントを拡大することにより、左へのミスに強くインパクト時のブレを抑えた、高い直進性・安定性が特徴です。
「ST-Z 230」モデルの発売に伴い、新品中古どちらも格安に購入できる可能性が高いため、予算を抑えたい方には特にオススメのドライバーです。
【楽天市場購入者レビュー】
ミズノのドライバーは初めてでしたがヘッドがすっきりしていてとても構いやすいです。 振った感じ も軽くて振りやすいクラブだと思います。
ST-X 230
商品名 | ST-X 230 ドライバー | |
新品価格相場 | 78,000-93,000円 | |
ロフト | 8.5°-12.5° | |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 59° | |
ヘッド重量 | 約202g | |
全体重量 | 約277-309g |
特徴と口コミ
ST-230Xドライバーは「鉄芯の飛び」をコンセプトに、2023年に発売された2モデルの1つとして登場したSTシリーズの4代目の最新モデルです。
STシリーズが登場して4年、世界規模で開発するミズノの開発プロセスを経て完成したこのモデルは、飛びの新テクノロジー「CORTECH CHAMBER」を採用し、ウレタン樹脂と一体成型された鉄芯ステンレスによって飛球線方向への運動量を持ち、ボール初速を向上させることによって反発性能が上がり、より大きな飛距離を実現しました。
ST-230Xドライバーでは、これまでの高初速×低スピン×つかまりの「ST-Xドライバー」の良さであるボールのつかまりやすさの特徴に加え、やさしさとのバランス感が重視されており、つかまりすぎない許容性も実現しています。
高初速低スピンのドローバイアス性能によって、さらなる飛距離を追求したい、万人にオススメのモデルです。
【GDO購入者レビュー】
さすがミズノの新テクノロジー、間違いなくSTーX220よりも少し飛距離が伸びてます。反発性能が増してますが、しっかり捕まってます。
【Amazon購入者レビュー】
第一印象が、すっきりした印象で良い形状だと思います。弾道が強くなり安定した感じもありましたし、強い球がより打ちやすくなったし、しっかり球が上がって、つかまりも良くなったように感じました!今回MIZUNOさんのドライバーは初でしたが良かったです。
ST-Z 230
商品名 | ST-Z 230 ドライバー | |
新品価格相場 | 78,000-93,000円 | |
ロフト | 7.5°-11.5° | |
体積 | 460cc | |
ライ角 | 57.5° | |
ヘッド重量 | 約202g | |
全体重量 | 約299-309g |
特徴と口コミ
ST-230Zドライバーは「鉄芯の飛び」をコンセプトに、2023年に発売された2モデルの1つとして登場したSTシリーズの4代目の最新モデルです。
STシリーズが登場して4年、世界規模で開発するミズノの開発プロセスを経て完成したこのモデルは、飛びの新テクノロジー「CORTECH CHAMBER」を採用し、ウレタン樹脂と一体成型された鉄芯ステンレスによって飛球線方向への運動量を持ち、ボール初速を向上させることによって反発性能が上がり、より大きな飛距離を実現しました。
ST-230Zドライバーでは、これまでの高初速×低スピン×直進性の「ST-Zドライバー」の良さであるインパクト時のブレを抑えた、高い直進安定性能をそのままに、このモデルでは、バックセンター部に7gのウエイトを配置した低スピン設計を加えたことで、これまでよりインパクト時のブレを抑え、高い直進性・安定性を可能にしました。
より洗練された高初速低スピン直進性能を自在に操れることができる、ハードヒッターや中級者以上にオススメのモデルです。
【Amazon購入者レビュー】
フェースはβチタン素材で、期待感の中、打感は軽快で、まず食いつきの良さを感触として感じますね。食いつきの良さからか、予想以上に簡単に打ちやすく思います。尚且つ、実力以上の初速というか、慣性モーメントが出ているみたいで、気持ちよく振り抜けます。実際、弾道が強いというか、よく上がり、何よりよく飛びますね。しかも高度なテクニックと言うより自然に、簡単に飛ばせます。
「ミズノ」シリーズ比較一覧
シリーズ別の特徴比較
シリーズ | 詳細 | オススメ | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 登場 | 特徴 | 現在の新品価格相場 | 紹介するモデル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MP | ● | 中上級者の方向け。中古が狙い目! | 435-460cc | 59° | 約197-201g | 2017-2019年 | MIZUNOを象徴するクラブ | 19,800-60,000円 | TYPE1・2/MODEL S・E |
GX | ● | スイングスピード遅めの方向け。中古・新品どちらも狙い目! | 460cc | 60° | 約203g | 2018年 | やさしさと安定した飛距離性能 | 38,000-40,000円 | GX |
ST | ● | 万人向け。型落ちの新品と最新作の中古が狙い目! | 460cc | 56.5-59° | 約202-203g | 2020-2023年 | 世界が認めるスピード性能 | 30,000-93,000円 | 200/X・Z/220/230 |
中級者以上の万人へオススメ
モデル | 詳細 | 特徴 | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MP TYPE2 | ● | やさしく飛ばせる許容性 | 2017年 | 19,800-40,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 59° | 約201g | 約306-319g | 約45.5インチ |
モデル-E | ● | 最高反発×やさしさのシャローバック形状 | 2019年 | 55,000-60,000円 | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約197g | 約295-299g | 約45.5インチ |
ST200X | – | やさしく打てる、高初速×低スピン | 2020年 | 34,000-49,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約203g | 約274-305g | 約45.75インチ |
ST-X 230 | ● | やさしさと飛距離バランスを重視 | 2023年 | 78,000-93,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約202g | 約277-309g | 約45.5-45.75インチ |
初心者へオススメ
シニアやパワーに自信がない方へオススメ
上級者やハードヒッターへオススメ
モデル | 詳細 | 特徴 | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MP TYPE1 | – | 小ぶりヘッドによる高い操作性 | 2017年 | – | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約201g | 約308-323g | 約45.5インチ |
モデル-S | – | 最高反発×こだわりのハイバック形状 | 2019年 | – | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約197g | 約299g | 約45.5インチ |
ST200 | – | 叩ける、高初速×低スピン。 | 2020年 | 30,000-44,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 56.5° | 約203g | 約301-321g | 約45.5インチ |
ST-Z | – | 高初速×低スピン×直進性 | 2021年 | 38,000-41,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 56.5° | 約203g | 約300g | 約45.5インチ |
ST-Z 220 | ● | 高初速×低スピン×直進性 | 2022年 | 41,000-45,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 57.5° | 約202g | 約299-309g | 約45.5-45.75インチ |
ST-Z 230 | ● | ブレを抑えた高い直進安定性能 | 2023年 | 78,000-93,000円 | 7.5°-11.5° | 460cc | 57.5° | 約202g | 約299-309g | 約45.5-45.75インチ |
スライスに悩む方へオススメ
モデル | 詳細 | 特徴 | 発売 | 現在の新品価格相場 | ロフト角 | 体積 | ライ角 | ヘッド重量 | 総重量 | 長さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
モデル-E | ● | 最高反発×やさしさのシャローバック形状 | 2019年 | 55,000-60,000円 | 7.5°-11.5° | 435cc | 59° | 約197g | 約295-299g | 約45.5インチ |
ST-X | ● | 高初速×低スピン×つかまり | 2021年 | 49,000-52,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約203g | 約279-291g | 約45.75インチ |
ST-X 220 | ● | 高初速×低スピン×ドローバイアス | 2022年 | 41,000-50,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約202g | 約276-309g | 約45.5-45.75インチ |
ST-X 230 | ● | やさしさと飛距離バランスを重視 | 2023年 | 78,000-93,000円 | 8.5°-12.5° | 460cc | 59° | 約202g | 約277-309g | 約45.5-45.75インチ |
いかがでしたでしょうか?
ミズノのゴルフドライバーの中から選りすぐりの人気モデルを紹介させていただきました。
ゴルフメーカーとして日本最古の歴史を誇るミズノは、アイアンの評価が高いことで有名でしたが、直近では海外ブランドに負けない高品質なドライバーを多く輩出していることから世界中、特に欧米を中心にドライバーの評価が急上昇しています。
世界で戦うべく高品質な素材と最新の技術を組み合わせ続けてきた、まさにモノづくり日本を象徴する国内メーカーとして、今後のさらなる展開にも期待していきたいと思います。
今回の記事を参考に、自分に適したドライバーを模索していただければと思います。ありがとうございました。
↓オススメ記事
コメント